紅葉も果実も美しい
街路樹や庭園木としても人気が高い
筆者も気に入って自宅に４本ほど植えた
窓越しに見るナナカマドの株立ちは風情がある
和風の庭にも洋風の庭にも合うから不思議だ
葉は奇数羽状
七回かまどにくべて焼いても燃えないという語源だが実際にはよく燃えるらしい
むしろ、材が強靱で折れにくく車両材やろくろ細工に用いられるその強靱さに由来するのだろう
北海道から九州まで分布
ナナカマド属について
世界に約８０種があり、主に北半球の温帯および亜寒帯に分布する
リクチュウナナカマド(Sorbus rikuchuensis Makino)という本州岩手県に分布する変種もある
またデワノナナカマド(Sorbus uzenensis Koidz.）というのもあるらしくどうも東北はナナカマドの変種が多いようだ。東北の野山も神秘的ですね。（この部分は原色日本樹木図鑑p105より）